お寿司と並んで海外でも有名な和食である「天ぷら」。
フライドポテトやフライドチキンといった海外の揚げ物と大きく異なるのは、手間と揚げ方と見栄えです。例えば海老天はまっすぐ揚がるようお腹に切れ目を入れたり、油の温度を菜箸から出る泡で確認したり、華やかに衣がつくように油に投入したりと、おいしそうに天ぷらを揚げるために様々なことに気配りをしなければならない、とても奥の深い料理なのです。
世界中の人を魅了し続ける天ぷらの職人を、みなさんも目指してみてくださいね｡

天ぷらだけでなく、握り寿司、巻き寿司、刺し身、焼き物、煮物などの和食全般を学ぶことができるのが、まつりグループ。
そして、和食というのは魚や肉といった素材をよりおいしく食べる料理。例えば魚も種類によって焼いたり煮たり、刺し身で食べたりしますよね。また、その味をより引き出すために出汁や醤油といった調味料を使い、味はもちろん見た目でも素材の良さを引き立てます。この感覚は洋食にはない和食独自のもので、料理人にとってとても重要な感性を学ぶことができるのも和食ならでは。
みなさんには技術はもちろんのこと、感性も身につけていけるよう教えていきます。

例えば洗ったお皿をしまう時でも、空いている場所にしまえばいいという訳ではありません。
お店では沢山の人が働いています。あるべき所にあるべき物がないことは時間の無駄に。お店のルールには必ず理由があります。
言われた仕事に「なんで？」と疑問を持てば、その裏にある効率化のヒントやおもてなしの気持ちが見えてきます。