情熱を傾けたくなるコトが見つかる、会社。
◆株式会社まつりグループ
代表取締役社長 飯田昌登
「まつりグループが大切にしていること、そして将来のビジョン
〜代表 飯田昌登のインタビューを通じて〜」(2019年1月22日)
Q. 飯田代表が創業時から大切にしていることは。
創業から変わらず、やはり「料理が一番大事」だということです。これは今でもブレていないですね。もちろん接客も大事ですが。
今は、昔と違ってこれだけやっていればいいという時代ではないと思います。特に、まつりグループでは、女性であっても、ホール希望であっても、まず料理を勉強してもらいたいなという想いです。
今日で17年経ったわけですが(何とインタビューの日がちょうど創業から17年の記念日!)、まつりグループで定年まで働いたとして、あるいは、もし自分で独立したり、他の会社で働いたとしても、ある程度、料理ができたり、ホールができたり色んなことがオールマイティーにこなせる人間になってもらいたいっていう思いがあります。
野球で例えるなら、ピッチャーからライトまでどこを守っても的確にできる、バッターでいけば、1番から9番までどこでもこなせる、そういう人間になってもらいたいという思いが強いです。そして、今入ってくる新入社員や、中途採用で入ってくる人全てに伝えています。
Q. 実際にまつりグループでは、どんな料理を学べるのですか。
大まかに言えば、和食がベースなのですが、お刺身、お寿司を握ったり、天ぷら揚げたり、といった和食全般です。
そんな中でも、今まつりグループに入ってきているスタッフには、イタリアンをやっていた人や中華料理やっていたスタッフとかもいるので、いろんな新しいジャンルのものをあみ出しながら、まつりグループの新しいものに変えていけたらいいなと思っています。
Q. 次世代の若い人に伝えていきたいこと。
少し繰り返しになるかもしれませんが、やはり1つのことだけではなく、浅くでいいのでたくさんのことを学んで欲しいなと思っています。何か1つに没頭することもそれも素晴らしことですが、いろんなことを、ホールをやってもいい、キッチンに入るのもいい、何か企画するのもいい、いろんなことをやって、そこで本当に自分はこれでいいんだとう部分を見つけてほしいと思います。どうしても最初から1つに絞ると、何年かした時に、本当にこれでよかったのかなと思う時があると思う、そうではなくて、いろんな部分、いろんな考えでいいので。
まつりグループはお酒を売る居酒屋さんもあったり、錦の料理屋さんもあったり、お昼メインにしている天丼屋さんもあったりするので、いろんなところで働いてもらって、自分に合った店舗を見つけながら、こうやってやっていきたいとかという風に、プラスになると思うので、決してマイナスにはならないと思う。やっぱりそこに学んでもらいたいというのがすごくある。まつりグループには、活躍の場がたくさんあるというのを伝えたいですね。
Q. 今後のまつりグループの目指す方向やビジョンをお聞かせください。
今までずっと夜の居酒屋のお店をメインにやってきましたが、去年、名古屋城(金シャチ横丁)内に天丼屋さんをオープンしたと言うこともあり、昼勝負ができる食べ物の部分で、名古屋では負けたくないと思っています。昼、ランチで勝負できる、ライバルというにはあれですが、老舗の山本屋さんとか矢場とんさんとかと同じように、いろんな人に知ってもらえるようになっていきたいと思っています。
去年、名古屋城に天丼屋さんを出したのですが、それもしかり、鰻屋さんとか何か新しい和食の業態にチャレンジしていきたいと思っています。
Q. 飯田代表が考えるまつりグループの強みは何ですか。
やっぱり団結力ですね、一番は。みんなが何でもできるという部分ですね。これは創業当時から変わらないのですが、キッチンに入ったらキッチンだけのことだけではなく、キッチンの仕込みが終わったらみんなでホールを手伝ったったり、ホールの人もホールの掃除などが終わったらキッチンに入ると。うちの得意なところは、キッチンとホールの垣根がないところが間違いなく強みですね。(普通は、キッチンとホールは別れると思うのですが)
Q. 飯田代表のライフワーク(仕事だけではなく、プライベートでも大切にしていること)について教えてください。
今、少し太ってしまったのですが、いつも好きでトライアスロンをしています。今年は、ハワイ、セントレア、宮崎、あと九十九里とエントリーして、今年はしっかりやっていこうと思っています。いつも計画的にやっているんですが、どうしても2ヶ月くらい前になると痩せてとバタバタバタバタしてしまうので、何かもう少し仕事と同じように計画的にやっていきたいと思っています。
Q. トライアスロンをやる目的は何ですか。
そうですね、別に、マラソンだけでもいいし、水泳だけでもいいし、自転車漕ぐだけでもいいんですが、トライアスロンって、この3つが合わさって初めてトライアスロンって言うんですね。仕事もそうですけど、ホールやったりキッチンやったり会社の社長業をやったり、いろんなことをやって1つにしてスタートからゴールを目指すところが、何か飲食店と非常に似ているんですね。飲食店をやっている社長さんはいっぱいトライアスロンをやっている人がいるんですが、みんなが口を揃えて言うのが、スイムは苦手だけど自転車は楽しいとか、走るのは楽しいとか、逆に泳ぐのは楽しいけど、走るのは苦手とか。いっぱいそんな人がいるんですが、その3つともを克服して初めてトライアスロンという。仕事も同じじゃないですか。売上よくても、スタッフから不満ばかり出て、休みがないとかだったら、それも改善していかなければいけないと思うし、すごく原価率割って売上少なかったりとか、そういう部分で似ているところがあって面白いとこかなと思っています。
Q. インスタなどで仲間と良く一緒にいるのをお見かけしますが、仲間についてどう考えていますか。
楽しことが好きだし、みんなが笑った顔が好きだし、美味しそうなものを食べているのを見るのも、自分が食べるのも好き。だから、自分はこの職を本当に天職だと思っているんです。この仕事が。自分はプライベートでも一人で旅行に行くことは少なく、仲間と一緒のことが多いですね。得られるものもたくさんありますし。
Q. 最後に飯田代表の座右の銘をお聞かせください。
去年の座右の銘は、「人事を尽くして天命を待つ」なんですが、やることやれば、必ず自ずと何かついてくると思っています。今年は、何か猪年で年男なんで、それにちなんだものを考えます。
(以上、社外インタビューより)
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